富良野GROUP公演「屋根」
19日、倉本聰さん作・演出の「屋根」を
富良野演劇工場に観に行きました。
「本当の豊かさとはなんだろう」
「本当の幸せとはなんだろう」
そんなことを問いかけられるお芝居でした。
周りからすすり泣きが聞こえるような物語の中
ユーモアたっぷりで笑えるシーンもたくさんありの
終わった後は拍手の耐えないお芝居でした。
カーテンコールでは倉本聰さんご本人も。
話はそれますが、NHKのSWICHという番組に
好きな挾土 秀平さんが出ていたのでワンセグで見ました。
そのとき対談したのはダンサーであり農業家でもある田中泯さん。
70歳とは思えない顔つきに挾土さんより釘付けに。
その田中さんが読売新聞のインタビューに載っていました。
「地球の変化 人間は鈍感」
物質的に豊かになってゆくなかで、人間と自然との繋がりが
薄くなって、根本の大切な部分を見失っているのかもしれません。
お芝居を観終わった後、倉本さんが「屋根」で
伝えたい想いと、田中さんのインタビューでの言葉を重ねていました。
私はエコロジストでもミニマリストでもないけれど
でも、多くの人がこのままではおかしいぞ?と気づきはじめています。
そして、富良野の自然が、不必要な開発で
失われていかないといいなぁと思っています。
倉本聰さんの想いを、たくさんの人に観てほしいです。
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