出口王仁三郎とその一門の富良野作品展
私は大本教に入信はしていないけれど
図書館で告知を見て、行こうと思っていた作品展
「北海道は、日本の要この庭は要の巌に光り添えつつ」
という歌も残り、富良野に北海本苑がある関係で
今回の作品展と思います。
東京や名古屋でも開催されているようです。
焼き物の器というと、侘びさびの世界で渋い色合いが
多いイメージなのですが、王仁三郎の色使いは衝撃で
印象派モネのような黄色やピンク、青や緑・・
すばらしい作品でした。
他では出口紅の「引き出し黒」
釜から出した高温の器を、水につけて急速に冷却
すると黒漆のような色になると同時にこの作品は
時間とともに金粉が浮き出てきて、なんとも美しい
ものになっています。
「神」や「光」の書は豪快で躍動感あり
「お筆先」とよばれる出口なおの自動書記の
書もありました。
入場無料でこじんまりとした作品展でしたが
良いもの見たなぁという感じでした。
会期はみじかく6/21~6/25まで、富良野文化会館。
王仁三郎はとてもおもしろい人だったようなので
図書館で「巨人 出口王仁三郎」を借りてきました。
お孫さんが書いた本で、見開きには松本清張の文あり
「文句なしにおもしろい」とありました。
まだ少ししか読んでないけれど、今のところ
豪胆、そして喧嘩っ早い人だったようですね☆
この先も楽しみです。
ところで
王仁三郎という字を見ると、どうしても「きょうの猫村さん」の
尾仁子を思い出してしまいます。
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