萩尾エリ子「香りの扉、草の椅子」
これもいいよ、これも良かった、と
友達が貸してくれた何冊かの中の一冊。
ほんとうに良かった!
蓼科ハーバルノート・シンプルズを営む
店主が綴る本。
「時間という揺藍」の中の一文
“間もなく春がやってきます。
厳しい冬があるからこそ、次の春がある。
自然の作ったメトロノームは、私の肩に手を置いて
「ゆっくり」と言ってくれます。”
すてきな例え方。
すてきな自然との対話。
はじめからおわりまで、なんて心を包み込むような
文章を書く人なのだろう。
言葉の表現の仕方がすばらしい。
何回も響いた文章を読み返しました。
帯をメッセージは、信州ルヴァンの甲田さん。
「ところでエリ子さん、こんなに文章が上手でしたっけ?(失礼)」
と書いてあるほど。
アロマは勉強したことあるけど、
ハーブをもっと詳しく知りたくなりました。
西洋ハーブもいいけど、その前に和ハーブを知りたいな。
それよりこれから来る春ために山菜も詳しくなりたいな。
と、どんどんそうやって、ほしい本は増えていきます。
まだ読んでない本もあるのに。
萩尾さんが信州に移住したころ、市を巡っていたという
移動図書館車。
そこで、最初に借りた中に、私も読みたいと思い
さいきん届いた本があり嬉しくなりました。
いまは、その本を読んでいます。
10年20年後、萩尾さんのような女性に
なっていたいなぁ。
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